アサーショントレーニングとは?
「アサーション(assertion)」とは、
「自他尊重の自己表現」という意味です。
相手も自分の人権も尊重したやりとりを行うコツを知ることで、職場において業務やその他の生活で困っていることについて、上司や部下に適切に伝える方法を練習してみましょう。
主に、職場において業務やその他の生活で困っていることについて、上司や部下に適切に伝える方法を知りましょう。
何か希望や主張を伝える時は、
表明→説明→依頼の流れを徹底しましょう。
例1 病院へ受診している間に会議があったとき
「いま、少し焦っています。」(表明)
↓
「通院で休んでいた午前中にあった会議で、
いろいろ変更点が多かったと聞いたからです。」(理由)
↓
「理解してから動きたいので、
5分だけ待ってもらえませんか?」(依頼)
↓
「通院で休んでいた午前中にあった会議で、
いろいろ変更点が多かったと聞いたからです。」(理由)
↓
「理解してから動きたいので、
5分だけ待ってもらえませんか?」(依頼)
例2 治療の影響で、満員電車での通勤が厳しいとき
「通勤で満員電車に乗るのが負担です。」(表明)
↓
「治療中に筋肉が落ちて、歩くのが大変だからです。」(理由)
↓
「通勤ラッシュを避けたいので、
時差出勤をさせてもらえませんか?」(依頼)
↓
「治療中に筋肉が落ちて、歩くのが大変だからです。」(理由)
↓
「通勤ラッシュを避けたいので、
時差出勤をさせてもらえませんか?」(依頼)
どんな治療をして、どんな影響がでているのか?
仕事や家事で配慮して欲しいことは何か?は、伝えなければ分かってもらえないことも多いです。
あなたの気持ちと理由をあわせて、積極的に「してほしいこと」を話していきましょう。
アサーションのこと、もっと詳しく知りたい方へ
アサーションのことがもっとわかる「伝えるを円滑にーアサーションの活用ー」パンフレットを作りました。
伝え方に困っている人や、適切な情報が必要な人に届きますように。
このパンフレットを読むと、こんなことがわかります。
- 適切に伝えるとはどういうことなのか
- 適切に伝える工夫
- アサーションの活用ポイント