脳が疲労していると、「ワーキングメモリ」という短期間の記憶をしておく役割の容量が小さくなってしまいます。
その状態で、仕事や家事などたくさんの作業を覚えておくのは難しいのです。
「(治療する)前はできたから」と頑張り過ぎず、メモなどの助けを借りていくことが必要です。
脳疲労(高いストレス状態)を感じているときに、効率的なメモの取り方のコツを見てみましょう。
効率的なメモを取るために知っておきたい、5つのこと。
①メモ価値観の変えてみましょう。
☝メモは「覚えておくためにメモをとる」のではなく、「忘れるためにメモをとる」ものです。
メモに書いたことは頭から消すことで、次にくる情報を処理できるようにしましょう。
人は必ず忘れる存在なので、無理に覚えておこうとするとミスが増えてしまいます。
②後で見返したときに困らないようなメモのとり方を工夫しましょう。
③メモは1冊のノートに書きましょう。決してなくさないように。
④「メモを書いたこと」を忘れないようにして、ノートを見返す時間をとりましょう。
⑤要点だけを記して、全部は書かないでおきましょう。
☝全部書こうとすると書くことに意識が向きすぎて、話の内容を聞けなくなってしまいます。しっかり話を聞いて、記憶に残ったものを書き出しましょう。
メモを指導者に見せて、間違い・漏れがないか点検してもらうのも良いかもしれません。
メモの取り方をもっと詳しく知りたい方へ
より良いメモの取り方がもっとわかるパンフレットを作りました。
仕事がうまく進められなくて困っている人や、適切な情報が必要な人に届きますように。
このパンフレットを読むと、こんなことがわかります。
- メモを取ることの必要性
- 効率的なメモを取るためのポイント
- メモの活用方法